リガーデン S様邸
”室内とドッグランというお庭で人と愛犬の心をつなぐガーデンルーム ”
新築された家を引き渡されて数ヶ月。新しい自宅での生活にも慣れてくる頃ですね。すると次は「手つかずだったお庭をデザインしたい」「もっとこだわりのあるデザインでリガーデンしたい」という気持ちが芽生える方も少なくありません。住宅メーカーがデザインしたあまりこだわりのないお庭やエクステリアの場合、生活に余裕が出てきた頃になって色々な不満や要望に気付くことがあります。しかし、それでも一応プロがデザイン・施工した”完成品”として引き渡されているために、素人目から見れば改造の余地があるようには思えず、残念なことに諦めるか無理矢理自分を納得させる方が大半なのです。
そんな方こそ、ぜひ弊社プラス エクステリアへご連絡頂きたいのです!
S様邸のご主人もそのひとりでした。S様邸には新築時に施工されたテラスがあります。十分な広さと高さのある石調タイルの立派なテラスです。…それはそれは立派過ぎるほどの。。。しかし、オープンかつ丸見えのテラスはお立ち台のような雰囲気すらあり、ご主人が「この丸見えのテラスで何をしろと…」とこぼすほど、立派なだけで日々の生活の中での使い道がまったく思い浮かばないテラスだったのです。
このような、どの様に使っていいのかわからない”完成品”だと思われていたスペースも、我々プラス エクステリアの手にかかれば新たな可能性を持つエクステリアとして生まれ変わらせることができるんです。
S様邸のリガーデンでポイントとなったのは、ご夫妻のライフスタイルとこれから家族となる愛犬への配慮です。
生活の楽しみを広げるプラス1の空間・ガーデンルーム
問題となっているテラスはガーデンルームへの改造を提案しました。今回採用したガーデンルーム・晴れもようⅢ(三協アルミ)の特徴は、エクステリアのどんな形状にも対応できるフレキシブルな対応力です。S様邸のように住宅完成後にガーデンルームを追加することになった場合でも、既存の建物に無理なく馴染ませることが可能なのです。丸見えのテラスから囲いのあるガーデンルームへと変化させることでプライベート感が確保され、同時に室内とお庭をつなぐ中間地帯としての機能を持たせました。また室内からお庭に出るときは、ふつう外靴を履き替えたりしますよね。けれどS様邸では、リビング→ガーデンルーム→お庭(ドッグラン)→ダイニングルームというように、ガーデンルームを介すことで靴を履着替えることなく、スリッパのまま、裸足のまま室内外を自由に回遊できるような動線を設定し、行動範囲の広い多様性のある生活を演出しました。
ライフスタイルに合わせたガーデンルームの選び方
ガーデンルームの仕様はメーカーそれぞれ複数用意されています。腰高窓でお部屋感のあるもの、目隠しを重視したプライベート感のあるもの…。大切なのはライフスタイルや周囲の環境に合わせて仕様を選ぶこと。そうすることで普段の生活中でガーデンルームをもっと活用できるのです。S様邸の場合は夫妻の休日の過ごし方に注目しました。友人との交流が多い夫妻は休日によくBBQを開催するそう。その際は駐車場の車を移動して行うそうで、だったら隣接するガーデンルームを活用しない手はありません。仕様は開放的な前面フルオープンタイプを選び、駐車場と一体化した空間を作ります。
駐車場に設置したグリルでお肉を焼きながらわいわい、段差に腰掛けて食べたりお喋りしたり、疲れたらガーデンルーム内でちょっと休憩。透明のポリカーボネート屋根には折畳み式の日除けシェードを設置したので、紫外線を避けたい方も日焼けを怖れずBBQに参加できます。また、梅雨の季節やゲリラ豪雨など突然の雨に見舞われても、お庭からすぐに室内へ避難できるのも嬉しいですね。
愛犬も飼い主も快適なドッグランのある生活
室内とお庭と接続されたガーデンルームは、今回のリガーデンにおけるもうひとつの大きな特徴であるドッグランともつながっています。いくら小型犬といっても部屋の中だけではストレスが溜まりますよね。室内とドッグランをつなぎ、室内外を自由に行き来できる環境を作ることで、愛犬と飼い主が一緒に楽しめる空間を作りました。地面にはコシがありながらもふんわりとした質感の高品質な人工芝を敷き詰めました。愛犬の足に負担をかけず、糞尿の処理も容易であるので衛生面でも利点があります。もちろん水やり・芝刈り不要のローメンテナンス。仕事で忙しい方でも毎日フレッシュな緑と、お庭を駆け回る愛犬の可愛らしい姿を楽しむことができますよ。
夜間は間接照明のふんわりとした光に照らされて、ムードある優しげな雰囲気のお庭となります。
目隠し兼飛び出し防止のフェンス
お庭の目隠しは見えそうで見えない、見えなそうで少し見える…という絶妙なバランスを希望されたご主人。愛犬の飛び出し防止も兼ねているので、成犬になってからも飛び越えられない高さであることも考慮しました。まず、隣家側は隙間の少ない横格子タイプのセレビューフェンスR3型(リクシル)で、しっかり目隠し。反対に、駐車場側は抜け感のある軽やかなプレスタフェンス1型(リクシル)を選んで、道路まで視線がまっすぐ伸びる気持ちの良い雰囲気を作っています。人工芝の鮮やかな緑もエクステリアの魅力をアップさせています。
異なるタイプのフェンスを同じスペースに使用する場合は、同一メーカーの同色を選ぶことが統一感を生む大切なポイントです。
セメントの白、金属フェンスの落ち着いたダークブラウン、そして鮮やかな人工芝の緑というコントラストの高い色調が、嫌味のない洗練された魅力を放つ素敵なエクステリア&お庭となりました。
アクセスしやすい=使いやすい
最後の仕上げは玄関ポーチです。ガーデンルームと隣接しているこのスペースは、それぞれ階段を一段ずつ増やすことでアクセスをより容易に、小さなお子様からご高齢の方まで使いやすいエクステリアとしています。タイルは清潔感のあるグレイスランド300角(リクシル)を使用。ふたつのスペースの接続と調和を感じさせつつ、色によってゾーニングしています。リガーデンを経たこのお庭で家族と愛犬、そしてたくさんの友人たちと賑やかに、時に静かに、充実した時間を過ごす様子が目に浮かぶようです。