新築エクステリア S様邸

”狭小のお庭が素敵なテラスへと変身!目隠しと日当たりも両立”
プラス エクステリアではお客様からよくお聞きする話ですが、S様邸も住宅メーカーから紹介された外構業者から提案を受けたそうです。しかしながら、それは一度も現地の状況を見ることなく提案されたもので、住み手の気持ちなどを全く無視した内容。非常にがっかりされたそうです。
一方、弊社プラス エクステリアは幾度となく現地に赴き、お客様のご要望と問題を確認し、実現可能なご提案をさせていただきました。エクステリアはお客様ご自身が長い間生活していく場ですので、住み手の目線でデザインしてこそと考えております。そのプラス エクステリアの考えに共感していただき、今回のご依頼の運びとなりました。
敷地の問題点


お庭やポーチに使用できる土地は限られていましたが、だからこそ「屋内外のつながりを生むことで作るお庭」というプラス エクステリアの考えに大変共感して頂きました!
南欧風のゆとりと多様性を感じるデザイン




まず、玄関ドア正面に目隠し機能もある門袖を建てます。南欧風デザインのエクステリアが奥様の強いご希望でしたので、壁面はジョリパット塗り、そして深い色味が魅力のオンリーワン「ベルギーレンガ・シーフォ」を笠木として使用しました。さらに、ディーズガーデンの鋳物の表札も相まって、南欧風の雰囲気を盛り上げます!
ジョリパット塗りは豊かな風合いと質感が魅力です。表面に細かい凸凹があるためにホコリや汚れが付きやすいという欠点もありましたが、プラス エクステリアでは仕上げにお庭コート・煌庭(ナノフォス社)を塗布しているので安心です。ナノテクノロジーを適用した仕上げコート剤でエクステリアを長期間汚れから守ります。
門袖には黒いアルミ鋳物のフェンス・LIXIL「ラフィーネ」を設置。白と暖色を中心としたエクステリアに重厚感を与え、全体を引き締めています。しかしながら中央のピンクの装飾のおかげで可愛らしさも同居しているという、何とも憎いデザインなんですよ。
玄関へのアプローチは斜めにとった階段にTOYO工業「オークルストーン オーパルピンク」で乱形石貼りの組み合わせです。斜めにラインを取ることで階段に幅が生まれ、さらに乱形石を駐車スペースまでゆるやかに延ばすことで、玄関ポーチそのものも伸びたかのように広がりのある印象を作り出しています。
目隠しへのこだわり


そうして完成したのがブロック積み+フェンスの目隠しです。ブロックの段数とフェンスの高さ、さらにテラス床面の高さも考慮し、目隠しとして最も効果的かつ住み手が快適に感じられるよう設定しました。
選んだのはLIXIL「ジオーナフェンス」です。アルミ製とは思えない天然木の風合いを再現したハイクオリティな見た目と、エクリュアイボリーというソフトで優しげな色合いが南欧風のナチュラルな建物の雰囲気とよく合います。しかもこの「ジオーナフェンス」、実は桟の隙間に半透明の目隠しが入っており、隙間から覗かれる心配もありません。こうした細かな配慮があってこそ、完璧なお庭に近付くのです!

”駐車&駐輪スペース



通常、駐車スペースは道路と同じ高さで施工するのが一般的なため、道路より20㎝ほど掘り下げて工事を行います。しかし、S様邸の基礎工事には深基礎対策がなされていないため、20㎝も掘り下げてしまうと基礎の下の土壌部分があらわになり、家屋自体が非常に危険な状態になってしまうのです。その危険な状況を回避するためには、基礎下の土壌が出ない様に駐車スペースを削らざるをえず、その結果、駐車はできても奥の自転車置き場への行き来ができなくなってしまう、、、これでは日常生活を送る上で非常に不便ですね。建物の設計の段階で深基礎対策がなされていれば、問題はなかったのですが。。。
そこでプラス エクステリアでは、建物の基礎に負担をかけないギリギリの勾配角度を計算し、駐車スペースを造成しました。どうしても駐車スペースと道路間で段差が生じてしまうのですが、そこは段差プレートでカバー。これで車を動かさずに駐輪場へ行き来できる、効率的な動線を確保しました。
駐輪場のサイクルポートにはLIXIL「ネスカR」を採用し、爽やかさと清潔感のある駐輪スペースが完成です。
癒しのテラスと小さな花壇



小さな工夫で家事を快適に

家のサイズ感まで変えるエクステリアの形



「斬新なアイデアで無駄なく土地を利用することができた。出来上がりが想像以上で感動しました」とS様にも喜んでいただくことができました。