イペ｜プラス エクステリア｜エクステリア・ガーデン工事専門店 東京・千葉・埼玉・茨城

イペは中南米に広く分布しているノウゼンカズラ科の広葉樹で、大きいものでは樹高50mにも達する木です。
硬質な木材（ハードウッド）として広く知られ、建材として世界中で使用されています。
とても堅いので細かい加工は難しい反面、反りや割れが出にくく、釘を打ち込めないほどの堅さと、水に沈むほどの重さ、虫に喰われて傷むこともないという強度が特徴です。

建材として魅力的な堅さを誇るイペですが、強さばかりが前面に出ている木目が乱れた無骨な姿…ではありません。実は、木肌は滑らかで節が少なくとても美しいのです。硬度と強度、そしてこの表面の美しさから、ウッドデッキをつくるときにまず思い浮かぶ木材となっています。天然木の中では最高水準のデッキ材と言えるでしょう。

長く使っても傷みが出にくいという耐久性については、お庭を作るそのときには意外と軽く考えられがちです。将来的に起こる経年変化は、初めてその製品を手にした人には分からなくて当然ですから。しかし、ウッドデッキは家族が集い、お日様の光を浴びながら遊んだり語り合ったりする場所。長い時を経ても傷まず壊れず、子どもたちが育っていくのをずっと見守ってくれるウッドデッキがお庭にあるのなら、それが持つ存在感と愛着は年とともに大きくなっていくことでしょう。

もともと雨の多い中南米に育つ木のせいか、イペは湿気にも強い性質を持っています。ですのでイペは、梅雨がある上に一年を通して湿度の高い温暖湿潤気候の日本のエクステリアに適した木材として、さまざまな形と場所で活用されています。ウッドデッキだけでなく、風雨や紫外線など天候の変化に晒される塀や縁側などにもぴったりなんです。

子ども達が生まれた時に造ったイペ製のウッドデッキ。今は巣立った子ども達が帰省してくる時にも、また同じウッドデッキで集うことができる、そんな温かな喜びを創造してくれる耐久性がイペの魅力です。